成長する環境・・・

もちろん一概には言えないことは重々承知で書いてみる。


俺がいまやっている営業は、所謂ルートセールス
既存の決まったお客さんのところに行って、
お客さんのキャパの中で数量のシェアを増加させる営業。
悪く言えば、「御用聞き」、「営業の初歩」


つまりは、時間をかけて、足を使ってやる営業。
一癖も二癖もあるお客さんと信頼関係を構築するためには、
相手の要望を察する機微が必要不可欠だと思うし、
何よりお客さんとの相性の合う合わないを度外して付き合う
柔軟性も必須の特性だと思う。


そう考えると自分には向いているのかな。




一方で、今日ふと気づいたこと。


それは、いろんな自分を使い分けている事実。
勢いで勝負している自分、
ちょっと馴れ馴れしいくらいにお客さんに話しかけている自分、
大阪の社長さん相手にがつがつ値段交渉している自分、
理詰めで論理的にやっている自分、
理不尽に怒られて、それと真っ向勝負している自分




なんだかいろんな自分がいるんだなぁと再発見。






一方で金融で自分ひとりで飛び込み営業やっているツレがいる。
なかなかうまくいったり、いかなかったりムラがあるみたい。


飛び込み営業って奴をやったことないから、
正直よくわからないんだけど、「100打って、1を当てる」そんなイメージ。
割合はともかくとして、ある意味で失敗を前提としてるわけで、
失敗を消化することさえ出来れば、
個人として自分の強みを伸ばしていけるんじゃないかな。




逆に、ルートセールスは、成功を前提としているわけで、
「100打って、1を落とさない」うまくやって当たり前の世界。
成功するためには手段を選べない、個人として短所を消し、
一定の成果を残さないといけない。




もちろんいずれの世界でもトップに上り詰めるには、
それ相応の対価を払うだろうし、努力や他者に負けない長所、
短所の見当たらない幅広さが求められるだろう。




ただ、大多数の人間にとって、ないしは最初のスタートとして、
短所を消し、幅広く多くの顧客に合わせて、
一定の成果を残さねばならない環境と、
一点突破でも自分に合う顧客を開拓し、長所を伸ばして、
相当の成果を残さねばならない環境と、
どちらが「成長する環境」なのかと・・・




もちろんケースバイケースであろう、
個人による違いもそこにはあるであろう。
それでも社会人としての武器を手にするには、
自分の「長所」を伸ばすことは圧倒的に有利な気がする。




まぁ、だからどうというわけではないけど。
ルートセールスが成長できないというわけでもないし、
だから飛び込み営業がやりたいわけでもない。




ただただ、ふとそう思っただけ。
飛び込み営業やっている人、ルートセールスやっている人、
その他ご意見、ご感想などありましたら、
ぜひぜひ教えていただきたいです。








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夏を感じる、GRAPEVINEの「Here」
青い空の下、静かな場所でボーっと聴きたい一枚。