Webの可能性と日本社会

Now Playing;

Mouth To Mouse

Mouth To Mouse


この日記を読んでる人の中で恐らく数人しかわからないだろうけど、
俺はこのアーティストが好きです!
テンション下がるとしても、カッコイイんです。
歌詞が、Vo.の声がカッコイイんです。

失敗した!って思うかもしれないけど、
好きな人は必ず好きだと思うんで、
ぜひどうぞ♪


・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・


最近、Web2.0についての本をよく読んでいます。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) って本があるんですが、
その作者は非常にわかりやすく、今後インターネットの世界がどう進んでいくか、
それについて語ってくれています。


その中で、アメリカ社会と日本社会についての対比がありました。

日本は、インフラでは間違いなく世界の中でもトップの水準にあるそうです。
一方で、アメリカはインターネットの中の世界で常にトップであります。
Google、Yahoo、Amazon、そのいずれもがネットの世界で、
ずば抜けた水準(≒企業価値)にいます。


アメリカは、ネットの中の世界に注力している。
その象徴が、IBMのPC事業の売却にあったとのことです。
これからはPCとひとくちにいっても、われわれが接するPCそのものを作ることではなく、
PCの中、ネットを介してわれわれにサービスを提供する分野に注力していく、
その底力がアメリカにはあります。

なぜそうなっているのか、言語的な問題はさておき、
印象的だった部分を引用してみます。



 日本の場合、インフラは世界一になったが、インターネットは善悪で
 言えば『悪』、清濁では『濁』、可能性よりは危険性の方にばかり目を向ける。
 良くも悪くもネットをネットたらしめている。

 米国が圧倒的に進んでいるのは、インターネットが持つ『不特定大多数無限大に
 向けての開放性』を前提に、その『善』の部分や『清』の部分を自動抽出するには
 どうすればいいのかという視点で、理論研究や技術開発や新事業創造が実に活発に
 行われているところなのだ



日本についての考察は確かにそう思います。
事実今朝の日経新聞の一面には、『顔なき社会』という形で特集が組まれています。

その内容については割愛しますが、
楽天お年玉騒動』やBlogなどについて匿名性の危険性が指摘されています。


私自身は、そういう側面がないって言っているわけではなく、
それを踏まえた上で、Webの可能性を見ていくという方向にいけば良いなと思います。

Googleの凄さは、ロングテール理論や、オープンソースの観点から
よく説明されていますが、私自身もなかなか理解しにくく、正直難しいなと思います。

それでもこれからの社会がよりネットを有効利用していく社会になっていくのであれば、
その流れをきちんと把握しておかなくては取り残されてしまうんじゃないか、
そう思うわけです。


まぁ、まだまだWeb2.0の概念や、その先頭を切って走るGoogleについての理解も
乏しいので、本を読むなりなんなり勉強していきたいなと思います。


いやぁ、それにしてもGoogleはすげぇよ。
最近ちょっと暴走気味の感は否めないけど・・・