指先

特に何をするでもない休日。
パンクしていたチャリを直して、
身の回りのものを買い足して、
ベットに入って本を読んで、
眠たくなったら昼寝して。


非常に非生産的な時間の使い方をしてしまった。
が、たまにはこんな休日もいいだろう。


Mac Bookがまだいまいち使いこなせてないのが、
非常に残念だが、焦る必要はないかと思い込み、
毎日少しずつ戯れるようにしようと思う。




最近、久しぶりに東野圭吾松本清張を読んだ。
「昔、僕が死んだ家」と「嘘をもうひとつだけ」
「点と線」と「ゼロの焦点
どれも面白かった。


東野圭吾は、序盤から緻密に計算され散りばめられた伏線の巧みに感動し、
推理を解き明かしていく面白さ(解き明かせない苦しみ)を堪能し、
クライマックスの謎の氷解を以て、爽快感で本を閉じる、
そんな楽しみを存分に味わえた。


一方の松本清張は、推理小説というよりも一個の文学作品としての面白さが
際立っていたと思う。
これが何かのヒントなのかを見極める集中力を発揮するより、
ついつい登場人物の苦悶・思考に入りこみストーリーを追ってしまう、
そんな風に誘導しきる、風景や心理の描写が非常に上手いなと思う。




溜め込んでいた未読の本たちもだいぶ消化してきた。
あとはコラム的なものが一冊とビジネス書が二冊くらい。
今週中には時間を作って、読み切りたいなぁ〜